名もなき世界の何でも屋

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第三話 何でも屋の一歩目だぁー!

   リンネの旅立ちから数年が過ぎて、スズネは十八才となった。 両親から誕生日の時にたくさんのご馳走ちそうを振舞ふるまってもらった。 誕生日プレゼントなのか、旅をするための贈り物だったのかわからないが、リンネから箱が届いた。 ...
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第二話 歳が十八になった時に

   スズネがぐっすりと寝た次の日。 リンネから魔法を教えてもらう事になったスズネだが。 魔法の勉強が理解できずに火をばーん!どかーん!もいたいのいたいのとんでいけー!も覚えるのを早々にあきらめていた。 「それじゃあ、違うやり...
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名もなき世界の何でも屋 Ⅰ

第一話 「なんでもや」さんになる! 「暇ひま……」  自宅兼事務所。 その接待室で立派な机の上に足を乗せ、椅子を傾けてぎーこぎーこと揺らした。 別に揺籠ゆりかごではないから全然心地よくはないし、暇潰しにもならないどうしようもな...
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