黒狼記 第三十三話 宴の翌朝 宴うたげがあった翌日。 蒼あおは久家神社ひさけじんじゃの離れで目が覚めた。 それもそのはずで、蒼は酒が飲めない質たちだったのだ。 いわゆる、下戸げこというやつである。 その代わりというわけではないだろうが、椿つばきはお酒が思いがけず好きだっ... 2026.08.02 黒狼記
黒狼記 第三十二話 宴 社務所しゃむしょの大部屋へと通された四人は、更子さらこに勧すすめられるままに各々座布団へと座った。 浜太郎はまたろうは訳あって特段汚とくだんきたないが、話が先だと風呂は見送られた。 山に入ってから解決までを蒼や浜太郎が話した。「そうでしたか... 2026.08.01 黒狼記